shimamotoのジュニアテニス日記

ジュニアテニスブログです。中学生の長男Kと小学生の次男Hです。

テニス漫画についてグダグダ言いますよ 小学生 ジュニアテニス

よく読んでいるブログの方が言及されていてですね。ふと気になったんです。

 

どうも、私のイラスト見てわかりますよね?え、絶対にわからない???子供の頃マンガ家になりたかったshimamotoです(^_-)。

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いろいろありますよね。私が読んだのって、ベイビーステップ、break back、テニスの王子様の3作品ですが

「どれもすごく面白いけど、どれもありえない」

子どもがテニスやってると、あんなふうにうまくいくわけ無いじゃん!絶対ムリじゃん!ってこっちが拗ねちゃう時があるんですよねー。なので面白い漫画ですがあえてグダグダ言わせて頂きます(笑)それぞれありえないのベクトルが違うんで、そこに焦点当ててみますよ。

 

まずは子どもに読んで欲しいベイビーステップテニスそのものは一番リアルに描かれています。そして主人公が努力して成長する、この繰り返しは非常に勉強になりますね。では何がありえないかというと「主人公の相対的な成長速度」。これがですね、尋常じゃなく早い。スポーツやってなかった主人公が高校からテニス始めて卒業時にプロ化している(学校もそこそこ行ってます)。ぜったいありえんわ(-_-;) テニスは複雑な個人競技で技術習得に時間がかかるスポーツですので。それでもまだ、「高身長でサーブだけ人類史上最速レベルで速くしかも入る」設定なら、わからなくもないのですがねー。体格普通だし。で、他のキャラはひたすら追い抜かれていくという・・・
なので私は、一足飛びに成長できないことをちゃんと悩む江川や宮川等の、川がつく選手が好きだったりします。エーちゃんをちゃんと異常者扱いするヒサも好きですね。

 

次、今も連載中のbreak back。この漫画は「部活レベルのテニス」はリアルに描かれています。特に気持ちの動揺の描写がうまいですね。正直丸山には涙が出ました。じゃあ何がありえないかというと、戦略や技術の差というものの尺度。確かに五十嵐の運動神経があれば高校からでもそこそこ強くなると思いますし河野のスピードがあればサーブはエース取れるかも知れませんが。戦略のウェイトが大きすぎ・技術の差が小さすぎ。敵はみんな経験者なんですが彼らが小学生から培ってきたものが試合でほとんど差として出なくなってる。いくら戦略でハメても経験1ヶ月位で全小出場者に勝てませんよ(-_-;)
なので私は技術があるのに作品のバイアスで無効化されてしまう藤堂が好きだったりしますね。同じ理由で丸山にゲームを取られてしまう前原も好きです。

 

それからテニスの王子様。こちらは元々ありえないマンガとして有名ですし途中からはほぼそれがウリですので、わざわざ書くことでもないのですが。しかしですね。実はベイビーステップとは逆に、相対的な成長速度はリアルなんです。誰かだけが異常な速度で成長することはなく、みんな成長しますし、簡単に差は縮まりません。が・・・登場人物たちの絶対的な強さがありえない。目が見えなくても打てたり、テニスボールで人が何十メートルも飛んだり、ボールの回転で自分のところに返球させたりしますしね。
そもそも私、ボディコンタクトが少なくて大怪我しないだろうなーって理由で子どもにテニスやらせたのに、ここでは格闘技並みに大怪我して入院してますしね(笑)
なので私は並み居る超能力者たち相手に文句も言わずにちゃんとテニスで頑張っている白石とか大石みたいに石がつくやつが好きなんですよ。

 

まあ全部面白いんですけどね(^_-)

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