shimamotoのジュニアテニス日記

ジュニアテニスブログです。中学生の長男Kと小学生の次男Hです。

指導によって下手になること?もちろんありまっせ 小学生 中学生 硬式テニス

昨日の記事にいくつかコメントを頂きまして、ありがとうございました。あの手の記事はタワシのような人間が書くべきだと思っております。あ、ワタシのような

どうも、いつになく神妙な面持ちのshimamotoです。え?同じだって?だから



それでまあ、珍しく少し続きを書きたいんですわ。

 

やっぱりなかなか、難しい問題です。コーチも人間ですから当然いい面も悪い面もある中で、悪い面だけ取り上げてクレームを入れるのもその後のことを考えると難しいですし、そのうちなんとなく親も「うちの子供がアホやからしゃあないんやな」と独りごちて有耶無耶にしてしまう場合が多いように思います。

なので、こういった場合はやっぱ真剣に考えたほうがええんちゃうかな、と思う例を上げとこうと思うんです。

それはやっぱり、明らかにお子さんが指導によるストレスから、萎縮してしまってかえって技術的に後退している場合です。

 

これね、ズバリいいますけど、ありまっせ。何人も見ました。うち何人かは辞め、何人かは移籍により良いコーチにめぐり逢い上達しました。

 

厳しいコーチの場合、その厳しさを突破してぐんと上達する子がいてるのは事実です。一方で、厳しさの中に上達しない子への苛立ちを混在させてしまい、子供への攻撃になっている場合があります。相手(子供)は反撃して来ませんから、その場合たいていはやりたい放題になります。あるいは周囲の笑いを取るのにその子のプレイを利用したりするのも見たことありますね(これは実はshimamotoもむかーしむかしの部活動で顧問の先生にやられたことがあります。二枚目でひょうきんで歌もうまく女子に人気のある先生でしたが、わたしは大嫌いでしたわ)。

 

やられたその子は、結果として動きが悪くなる、萎縮してしまって、動けなくなる。どうしたらいいかわからなく、小さな動作一つに緊張するから、ますます下手になってしまうんです。

 

例えばプロ野球なんかでもよく聞きますよね?将来を嘱望された期待の若手選手が、全く芽が出ないまま、あろうことかアマチュア時代よりはるかに下手になってしまって、いつの間にか消えている。とても残念なことです。

 

いや百歩譲って、プロならばですね、お金をもらっている立場ですし、厳しい世界での競争ですから、そういうこともたしかにあろうかと思いますよ。

 

なんで金払って子供を下手にさせられなあかんねん?!

 

奮起を促す意味で厳しい言葉が飛ぶのは致し方ない場合もあるやろうと思うんですが、その中にコーチの苛立ち、「コイツいつまでたっても上手くならんな、アホの子ちゃうか?」「コイツがうまくならんのは俺のこと舐めてるからやろ、気に入らんな」みたいな気持ちが少しでも混じろうものなら、激のつもりで飛ばしたその言葉は一瞬でナイフに変わります。

 

恐ろしいのは、一度ナイフ投げ始めるとですね。子供は反撃してこないもんやから、コーチが自分で気付かない限り、ナイフ投げ放題になるんですわ。

 

そんなナイフが飛び交う中で、自分のパフォーマンスを発揮できる子供なんて、一握りですよ。

 

それを乗り越えられる強い子になって欲しい?小学生がプロでも超えられないようなハードル超えられるわけありまへんがな。

 

そんな場合は、ソッコーで移籍をおすすめします。

 

なんでもかんでも移りゃええいうんちゃいます。もちろんまずは自分を疑う、お子さんを疑う、ええと思います。なおせるところはなおしてがんばりましょ。でも、それでもやっぱりどう考えても指導がおかしく、そのせいでお子さんが上達していないのがわかったら、ソッコーで移籍すべきです。

 

良いコーチ、合うコーチも必ずいます。心から子どものことを考えてくれるコーチも必ずいてます。そうやって環境を作ってあげるのが、親ができることやと思います。

 

最後に、最近読んだこの記事を貼っときます。

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