それは本人の気持ちです。
どうも、shimamotoです(^_-)。
強くなって欲しいなあ、勝って欲しいなあ。我が子への期待は大きいです。ましてテニスの場合部活動じゃなくてもっと主体的というかわざわざスクールに通ってやっとるわけやからね。
スタートはいろいろあると思うんですよ。うちなんて野球やサッカーと同列でしか考えてへんかった、ただボディコンタクトが無いから怪我が少ないやろうってだけでなんとなくいいイメージを持っとっただけです。
でも実際にしばらく続けてるとわかる。テニスって他のスポーツより、なんというか各家庭の姿勢が出やすい。個人競技やし、受講を増やすつもりならいくらでも???増やせるし(学校休んでテニスする場合もあるそうやから!!)、なんちゅうかのめり込むとキリがないんよね。
それでそんなふうに続けているうち、勝つことばっかり考えて、子どもの気持ちが置き去りになることがあるんよね。
それは親だけやなくて、スクール・コーチもそう。塾もそうやろけど、実績が業績にも結びつくし、何より仕事の満足感が多分違う。だから、家庭も、スクールも、いっぱい練習して強くなろうね!となるんやけど、
行き過ぎると、友達より強くなろう!ライバルより強くなろう!呪文のように唱え始める。
しかし子どもにとってそれってどうなんやろか。
友達に勝つこと、技を磨いて試合で楽しく勝つのはもちろんええけど、蹴落として、叩きのめして、そんなことは望んどるんやろうか。
勝つことを目指すのはええんよね、ゲームはお互いが勝ち目指すからこそおもろいんで。そやけどその、勝つ、の根源にある気持ちみたいなもの???友達と切磋琢磨してテニスというスポーツ、ルールの中で競い合うことと、友達を蹴落とす、出し抜く、優劣をつけるために勝つ、それはなんか意味がちゃうんよね。
たまにそれがおかしい方向に行くことがある。うちは、低レベルながらそんなふうになったことがあるんですよ。けどそれで子どもはテニスが楽しく好きになったろうか?友達を蹴落とすために勝とう、強くなろうと思ったやろうか。子どもたちの勝ちたいは、もっと面白い試合、強い相手との楽しい試合を求めての勝ちたいであるのが自然ですよね。それを大人が壊したんではどうしよーもない。大事なのは子どものテニスを好きという気持ちですよね。
その根源にある違いは、今後も気をつけて、大切にして行きたいなあと思います(^_-)。