つないでチャンスボールが来たら強打する、カンタンなお仕事です。
ええ、そのカンタンなお仕事ができないshimamotoです(私も子どもも)。
つなぐのか攻めるのか。これ、結構小学生のテニスでは話題になりますよね?テニスはミスしたら相手の得点になりますので、攻めなくても点が入るスポーツなんですね。なので、ひたすら守るという選択肢もあるわけです、プレースタイルに。一方で小学生はバコーンと強打するのが大好きですので、点は相手に入るんだけど自分は打つよ!って子どもも結構いるんですね。
よく言われてるのが「小学生はつないだほうが強い(ミスが多いから)」!そうですねー確かに小学生はメンタルがいい加減(弱いというよりいい加減)なので、なんとなくつなぐのに飽きてしまう、集中力を欠く、しびれを切らして無理なボールでも攻めにいってしまう、結果ミス・・・試合見てるとそんなシーンが散見されます。
ただやっぱり、本当に強い子はつなぐ時はつなぐけど、攻める時は攻めるよね?!っていう当たり前の結論にはなるんですね。
ところがそれ、言って出来るならすでに強いわけで、そこまで行かない小学生は特に性格がモロにプレイに出ますので、守る子はチャンボ来てもずーっと守ってるし、攻める子はミスしようとひたすら攻めてく!って場合が多いです。
当然目標は、守るべき時は守り攻めるべき時は攻めるってスタイルなので、じゃあ、どっちからそこに行くのがいいのか?いわゆるシコラーバコラー、どっちが上達するのか?みたいなのをしばらく観察してたんですけど、
正直どっちからでも、うまくなるとバランス取れてくるなー・・・
ってのが私の感想でして^^;
それぞれ試合やってるうちに、「ここで無理に攻めてミスした」「ここで決めに行かなくてポイント逃した」が蓄積されてきて、やっぱりどっちも出来るようになってくる感じがあります。
それで今度は、どっちも(最低限は)出来るけど、自分的にこっちのスタイルの方が好き、あるいは勝てる気がする、ってところにまた落ち着いていくという。
なのでタイトルに対しての結論は、強ければどっちも出来るよね!なんですけども。
でもですね、少し話がタイトルとは逸れるんですが、これまた自分が見ている範囲でですけど、ごく一般的なレベルに限定しての話では(例えばトップを狙うとか世界に出ていくとかじゃなく)どっちのほうが上達早いかっていうと、これはグループレッスンレベルではシコラー、つなぎの子のほうが上達が早いように思います。
というのは、どうも練習見ていると、つなぐ子の方が、打球回数が増えるんですわ。練習の中で、例えばラリーでミス交代とか、マッチ練とかあるじゃないですか?つなぎの子はその時、圧倒的に練習時間が長くなるんですよね。
最終的にその方が強くなるのかどうかはわからないです。また、攻撃のセンスがある子はレッスン自体レベルアップする場合もあると思いますので、その場合はその方が早いのかも知れないです。ただ、ごく一般的なテニスクラブでの、ジュニアの一定のレベル(つないでチャンスに攻める)まで到達するまでの時間は、つなぎのタイプの方が短く済むように見えます。
ハイ皆さんもうおわかりですよね、うちの子はつなげません^^; 短気は損気だぞー・・・