shimamotoのジュニアテニス日記

ジュニアテニスブログです。中学生の長男Kと小学生の次男Hです。

スポーツをやっている子どもの親が絶対に言ってはいけないと思うこと ジュニアテニス 小学生

勝てない子どもが一番困ってるのに怒っちゃ駄目っすよね。

 

どうもー、短気は損気を座右の銘としたい短気なshimamotoです。

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やっぱり、言っちゃいけない一言ってあると思うんですよね。いろいろ考えはあると思うんですけども、これはどう転んでも駄目だって言葉があるんです。しかも私みたいなヒゲの父親がわりと言いがちな言葉です。

 

その言葉とはズバリ

 

 

「テニス辞めるか?!」

 

 

これです。

 

この言葉は、他の駄目な言葉と比べても救いようがなく駄目なんです。どう駄目なのか、順を追って説明していきたいと思います。

 

 

1、ウン辞めると言われたらどうにもならない

辞めるか?と言われた子どもが「うん、辞める」と答えてしまった場合・・・これが非常に困るんですね。本心であろうとなかろうと、辞めさせないと、親子ともども嘘をついたことになる。やっぱり考え直せ、じゃ親の言葉も軽々しくなってしまいます。売り言葉に買い言葉が、いつ飛び出すかわかりません。子どもが自発的に「辞めたい」というだけなら、それが本心じゃないと見抜けた場合は、親が考え直せと言うことが出来ます。もちろんお子さんが本心から辞めたいなら、辞めたって構わないでしょう。でも親が言わせちゃったら本心かどうかに関わらずもう、誰も修正できないです。

 

 

2、いやだと言われても殆どの場合すぐにはどうにも出来ない

最悪の事態は逃れて、いやだ、となった場合に、じゃあ○○を直せ(例えば原因が負け続けだったら次は勝てとか、練習態度が悪かったら次は真面目にやれとか)ということになるわけですけども。あのですねーそんなカンタンに勝てるなら最初から勝ってますう(><)。練習だって疲れちゃうときもありますう(><)。上手くなるまで、勝てるようになるまで時間がかかるのがテニスの特徴ですし。つまり、この言葉、近いうちに同じシチュエーションでまた使うことになります。半年くらい同じ会話を繰り返すとさすがに「じゃあ辞める」って言われちゃいそうですしね。つまり「○○出来るか出来ないか」と「テニスをするかしないか」を直結しちゃうと、すぐに修正できない子どもは続けようがなくなります。

 

 

3、テニスをやるかやらないかは子どものことなのに、親が選択を迫るのはおかしい

親の気分で選択を迫るというのは単純におかしいです。逆に、親が決めるような事柄なのであれば、子どもは自発的に行っていないということになります。 

 

 

「○○辞めるか?!」(私のように短気な)親がこれを言うときって、本心は子どもに成長してほしいときだと思います。強い選択を迫り、無理にでも本人に良い決断をさせようとする。だから強い言葉を使ってしまう。突きつけてしまう。でも、間違った言葉なんです。この言葉は結果として成長の芽を摘んでしまう、袋小路な言葉なんです。親であるあなたが本当に願っているのはお子さんの成長ですから、かけるべき言葉は「○○を直してまた、頑張ろう!」なんですよね。

 

特に負けが続くと、不安になるし、その状態で練習態度が悪かったりすると、言いたくなりますね。でもご自身が本当に願っているのはお子さんの成長。少し冷静になりましょう、ね、shimamoto^^;。自戒を込めて・・・

 

 

 

 

いや、みなさんもうおわかりですよね、実は私この間言っちゃって・・・すみません本当に反省してます。

 

泣くほど反省してます、ごめんなさい。

 

 

本人が自身の意志で他の道を選んでテニスを辞めるなら、その時は私も、新しい道を応援したいと思います。でも本人がやりたいのに、辞めさせるように誘導する権利なんて無いですよね。

 

子どもよ、ごめんね・・・

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