shimamotoのジュニアテニス日記

ジュニアテニスブログです。中学生の長男Kと小学生の次男Hです。

U10の始まりは 小学生 中学生 硬式テニス

そういえば今年から全日本ジュニアにU10(グリーンボール)が創設されたようですな。まあうっとこはそのカテゴリーの子がいないんですが・・・。

 

どうも、shimamotoです(^_-)-☆

祝!U10グリーンボール。とはいえ、うーむこれ、どう考えたらええんかな???ええこと悪いことどっちもあるんやろね。

 

2022年に、全柔連の小学生全国大会の廃止が大きな話題になったやないですか。あれ、shimamotoも衝撃を受けましたし、いろいろ考えさせられたんですけども。

 

「小学生の全国大会」がどういうもんなんか、東洋経済掲載の、広尾晃氏のこちらの記事がコンパクトにまとまっとるんで、読んでみて頂きたいです。

toyokeizai.net

 

またこちらのFNNプライムオンライン編集部さんの記事は指導者側の目線からアンケートも取ってまとめてあり参考になります。

www.fnn.jp

 

なかなか難しいな、思うんが、「小学生の夢や目標」と「大人の夢や目標」ですな。小学生にも全国大会!たしかに夢があってええんですわ。

 

そこに大人が入ると、全国大会は大人の自己実現の場となり、子どもにとっては夢から目の前にぶら下げられたニンジンに変わってしまうんですな。そこで問題なんは、やるのは子ども、やらせるのが大人、という構図。

 

広尾氏の記事より

「未発達の子供が過度の運動を繰り返し行うと肩やひじ、腰に障害を負う。時にはその障害が大人になっても残る可能性もあるのだ。」

これホンマその通りで、特に子どものスポーツの場合、やっとるのは子どもで、やらせとるんが大人いう場合が多いのが問題なんですわ。子ども「疲れた、痛い」大人「気合が足らん、そんくらいなんとかなるやろ、出来るか?出来る?よし1試合くらいガンガレなんなら超ガンガレ」これですな。

 

FNNプライムオンライン編集部さんの記事より アンケートで全国大会は必要ないと答えた場合の理由

都道府県スポーツ少年団は「発育発達の個人差が大きい小学生年代では全国1位を決める大会は必要ないと考えるから」。

これもホンマその通り、発育の早い遅いで有利不利が出てその差を埋めるために練習過多になったり、成長期にええことがあんまないんですわ。

 

こんな中でのテニスU10全日本やから・・・さらなる低年齢化やなあ・・・

 

どうなんやろ・・・確かに8歳とかで12歳とかと打ち合わなあかんいうのはこれまで問題やったんやけど、U10が出来ることで余計に低年齢からの競技化、勝利至上主義化が進む可能性が高くなりそうに感じるんはshimamotoだけなんかなあ・・・。U10が出来たら、今まではまだええわ時期尚早ってスルーしとった層もかなり入っては来ますよね。

 

ちなジュニアテニス専門家中の専門家いなちん先生もいろいろ感じておられたようです。

note.com

 

こちらは同じいなちん先生の2015年の記事です。

xn--tcklzrz01a.jp

 

専門家でもそんな軽々にこうやとは言われへんのでしょうね。U10の大会はあったほうがええけど(年上との無理な試合を減らすため)、U10の年齢から全国優勝のために勝利至上主義で過酷な練習になったりしたらどうなんか?いうことなんよね。

 

shimamotoはU10は都道府県大会しかもリーグ戦とかくらいでええような気もします。勝つことを目標にするいうより、試合に慣れる、試合を楽しめる、みたいな?

 

でもせっかく出来たんやから、子どもたちのええ意味での目標、活躍の舞台になるとええですね(^_-)-☆

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