ドロー眺めとると、ぎょうさんスクールあるなあと思う、わけです。
どうも、ドントテルミー荒井さんみたいにはドンと構えられへんshimamotoです。
スクールってぎょうさんあるやないですか???
そんで、前にはちおうじ庭球塾の菅尾トレーナーがですね、こんな動画を配信されとったんですけども。
まあうっとこなんて関係ないって言えばないんですけども、ここで気になったのがですね。
スクール、コーチの影響力いうか、再現性についてのお話なんですね。菅尾トレーナーってすっごい客観的な方なんで、ここでの優勝とかの再現性の低さに、ご自身のお仕事には決して有利な材料とは思われんのですが、はっきり触れてます。
実際、すごいコーチ、すごい教え方、すごい練習とかあるなら、確かにそこが毎年優勝しそうなもんやし、大阪桐蔭みたいなとこがあってもええわけですけども。
関東関西大会なんかのドロー眺めとるとですね、まあぎょうさんあるもんやなあ、スクール・・・みたいな感じなわけですよね。個人競技ですから、もしホンマの強豪スクールがあるなら、そこ一色でもおかしくはないんですけども。
そんで老舗とか著名スクールに加えて、また新しいスクール、アカデミーどんどん出てきよるし。
これっていったいどういうことなん?て考えるとですよ。
確かに名門スクール、著名なコーチ、ありますいてます。が、野球やサッカーみたいに偏らんのはですね。本質的なところで、スポーツは指導も大事やけど、選手の個の力の方がより影響が大きいことを示しておるんではないのかな、と思う、わけです。
団体スポーツは、個の力が集まればより強大堅固になっていきますよね。つまり、有名な指導者がおれば、そこに強い個が集まる。結果として、その差は他より大きくなるので、強豪チームが誕生しやすい。指導者1、選手1、選手1、選手1、選手1・・・の総和、みたいな感じで、数学的な切り取り方をすれば、人数が多い競技のほうがより安定して強豪チームができやすい可能性が高いです。
でも、テニスのような個人競技では、個の力そのものが反映されてしまうんで、指導者の元に集まろうが集まるまいが、結局勝つのは個。なんで、乱立しやすい。
これ、例えば駅伝なんかも強豪校があるけども、100mとか普通の個人競技の場合優勝はばらけるのも、同じ理屈ですよね。
これを突き詰めると、次のような結論になるかと思うんです。
スポーツの競技力の向上は、指導者と選手の双方に影響力はあるが、どちらがより大きいかの比較をすると、選手の個の力の影響の方が大きい。
なんで、強い選手はもちろん優秀な指導者のところに行くことは大事やとは思うんですけども、優秀な指導者は勘違いして「俺が育てた」とか思わん方がええ、いうことなんですよね。
また、我々一般人も、焦ってあっちがええとかこっちが良さそやとか、ジタバタしても、テニスの場合はそこまで影響ないやろってことなんです。
まああくまでも理屈の上では、ということなんで、中にはスーパーコーチ、スーパースクールなんかもあるかも知れへんのですけどね。
さて、ダニエル太郎は負けてもうたけど経験の差やったかな!西岡良仁は勝利!そして錦織の試合中です(^_-)-☆